秋冬になり気温が低くなってくると、メダカ水槽の水温も下がってきます。
メダカは、ヒーターなしでも越冬できます。
- そうは言っても不安
- 冬もメダカの元気な姿が見たい!
という方もいるはず。
メダカ飼育では、メダカ専用ヒーターがオススメです。この記事では、僕が実際に使ってみた「メダカにオススメのヒータ」と注意点を画像付きで紹介しています。
ヒーターの設置は、吸盤で水槽に取り付けるだけなので、とても簡単です。この記事を読んで、メダカに最適なヒーターを選びましょう。
ヒーターは寒くなるシーズンになると購入する人が増え、店舗では在庫切れになる場合があるので、早めの準備をおすすめします。
メダカ用のヒーターがおすすめ
観賞魚用のヒーターには、温度調節できてサーモスタットとヒーターに分離でき、付け替え用があるタイプもあります。
しかし、メダカの飼育に限ればそこまで高機能である必要性はありません。ここではメダカ専用のヒーターを紹介します。
小型水槽用のヒーター
「ジェックス メダカ元気 オートヒーター SH55」は難燃性樹脂をカバーに使用したジェックス(GEX)の製品です。18Lまでの小型水槽用で、メダカに快適な23℃に水温を固定して保ってくれます。
カバーがあることで、メダカたちがヤケドして「あちっ!」とならないようになっています。
通電中にうっかり空気中に出してしまっても大丈夫なように安全機能付きですが、故障の原因になるので気をつけましょう。
中型水槽用のヒーター
「ジェックス メダカ元気 オートヒーター SH120」もSH55と同じくカバーが付いていて、メダカや石巻貝などがヤケドをしないようになっています。
SH55と同じ構造で、大きいだけです。水量は48Lまでの中型水槽に向いています。
ヒーターのレビューと設置のしかた
私が実際に購入した「ジェックス メダカ元気 オートヒーター SH55」をご紹介します。「SH120」も同じ構造です。
ヒーターには難燃性のカバーがしてあります。
カバーを外すとヒーター部分があります。
オフシーズンになって収納する場合や汚れた場合には、カバーとヒーターをていねいに洗いましょう。
設置するときは、同梱されているキスゴム(吸盤)をカバーに装着。
水槽に設置する際は、故障する可能性があるので、ヒーターは水面から出ないようにします。特に換水のときには気を付けましょう。
以下のように設置します。
「ジェックス メダカ元気 オートヒーター 」には通電中に空気中に出てしまっても再使用できる安全機能がついています。
必ず水温計も設置します。もしヒーターが故障した場合に、すぐに気付けるからです。
画像では縦置きですが、横置きも可能です。
横置きのほうが水面に出てしまう事故を防げます。
ヒーターを使用するときの注意点
ヒーターを使用する際には、いくつかの注意点があります。
飼育水をフィルターなどで循環させる
ヒーターを使うには基本的にフィルターやエアレーションなどでの水の循環(撹拌)が必要です。循環させないと水槽内で水温が偏ったりします。
オススメのフィルターについては「【GEX(ジェックス)スリムフィルター】初心者にオススメの理由とメンテナンス方法」を参考にしてみてください。
希望水温にならないこともある
ヒーターには温度を下げる機能はありません。26℃の飼育水に入れても23℃にはなりません。誤差も±1.5℃あります。
また、水槽外の周囲温度が低すぎる(15℃以上でないと)希望水温にならないことがあります。
私の家では室温10℃前後でも20℃以上はキープできました。
使えない水槽もある
重要なのは、プラケースなどのプラスチック製、発泡スチロール等には使えません。熱で溶ける危険性があるからです。
水換えや足し水用の水槽にも、ガラス製など熱に強い素材の水槽を使用しましょう。
水温計は必須
水温計の設置は必須です。もし、ヒーターが故障してしまったときに早く気付けます。
安価な水温計で構いません。100円均一のものでも良いので設置しましょう。
冬もメダカライフを楽しもう
- 低水温下での飼育が心配
- 冬でもメダカの元気な姿が見たい
という方は、ヒーターの利用を検討してみてください。
メダカ飼育の場合は、高機能なヒーターは必要ありません。今回紹介した水温固定のメダカ用ヒーターで十分です。
近年は突然寒波がやってきたりするので、寒くなる前に早めの準備をオススメします。