40cm水槽に60匹。ズバリ、過密すぎてほとんど死んでしまいました!
当然と言えば当然です。1年で4匹にまで減ってしまいました。
水槽の大きさに対してメダカの飼育数が多いと、水質悪化や酸欠を引き起こします。1匹1Lの原則を守ってメダカ飼育を楽しみましょう。
60匹も飼育したいきさつ
もともと10匹くらい飼っていました。そこへ50匹くらい譲り受けたのです。ろ過フィルターなしの飼育ではさすがに多いと思ったのですが、水槽が他にないので投入してしまいました。
その頃はアナカリス(水草)を入れていて、これがものすごい繁殖力で水槽内に繁茂していました。メダカの観賞はほとんどできない感じです。
夜には水草は二酸化炭素を排出します。過密なうえに水草で埋め尽くされているので、夜にはアナカリスの二酸化炭素でやられた個体もいたかもしれません。
水換えはしていたのですが、1年たつと4匹まで激減。その間に死骸は一度も見ていません。おそらくスネール(水草購入時に紛れ込んで大繁殖するやっかいな巻貝。だいたいがサカマキガイ)が食べていたのだと思います。
メダカの飼育は1匹に1Lが基本
1匹につき1Lはぜひ守った方が良いです。水質悪化の原因です。
ですが、私が最初にメダカをもらったおばちゃんの水槽は過密なのになぜか元気。水草はホテイアオイがいくつか浮かべてあるだけ。外で飼育しているので室内とはまた違った要素があるのかもしれませんね。
水草も過密すぎない方が良いと思います。確かに水の浄化はしてくれます。しかし、夜には二酸化炭素を排出します。酸欠しないようメダカが「観賞しやすい」ていどの水草の量にとどめておくのが良いのではないでしょうか。
まとめ
過密飼育はメダカに負担がかかります。
- 1匹1Lを守る
- 水草は適度に
以上のことに注意しましょう。
ただし、これはろ過フィルターを使っていない止水飼育でのできごとでした。
ろ過フィルターを使えばある程度多くても水質が保てます。水槽の大きさに対してメダカが多いなと思ったら、フィルターを使うのもひとつの方法です。
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いずれにしても40cm水槽に60匹は多すぎます。水槽の大きさに合った適切な数のメダカを飼うようにしましょう。